ライラ注
この作品は、先日ヒッソリと開催された『少数派の宴』にて、「みんなでエロ話書きたいな」というライラの邪な一存の元に
半ば強引に参加者の皆様を巻き込んで実施された「リレーSS」である。
言いだしっぺライラが冒頭を書き、後は普通どおりのお喋りをしながら次の担当が「続き」を書くという、ある意味恐るべきプレッシャーが要される試み。
ホステスである事を盾にとって無理矢理押し付けてみたのである。前からどうしてもしたかったんである。
ぶっちゃけ冒頭が一番書きやすいのである。あはははは〜
おっと失礼・・・そんなこんなで、快く挑んでくれた猛者の皆様、ナイスツッコミ&提案をしてくれた「読者」の皆様には心から感謝する次第である。
なんだか口調が変なのは只今歌舞伎町のホテルでいい感じにウイスキー塗れのせいなのだ。
ちなみにここに来る途中、大久保通りで「この時間まで空いてる本屋ってありませんか?」っとおっちゃんに声かけたれたのである。
・・・
・・・
・・・このエロ通りで本屋を尋ねられるとは。
願ったりかなったりの人生ですね。
ってなわけで、とくとご覧あれ。
これぞ・・・究極の、エロス。
お題:『紐』
ルール:前の人の文を受けて「続き」を書く。文字数無制限、傾向自由。
猛者名(五十音順/敬称略):えく/sugar/白菜/ぷりん/まいこ/ライラ
>ライラ
ぼんやりと瞼をこじあける。
暗闇の中でなにか揺れている。
じっと見つめていると眩暈を起こしそうなあれは…
ああ、紐だ。
電灯の紐。
ここは…ああそうだ、あたしの部屋の中。
あれ、あたしなんで布団ひいて寝てるんだろう?
ってか頭が痛い。
ガンガン割れるように痛む…一体…
>まいこ
…あれ?どういうことなの?どうしてあたし、裸なんだろう。
い、いやだ…本当に、なにもつけていない。
着ていた服も、下着も、全部。
ああ、何、この頭の痛みは…っ!
『…目が覚めたようだな』
>えく
『・・・だ・・・れ』
乾ききった口からはかすれた声しか出なかった。
『ずいぶんとゆっくりなお目覚めだな、チビちゃん』
声の方を向くとあたしの部屋にいるはずのない人が紫煙をまといながら顔を近づけてきた。
>sugar
ぼんやりとしていた視界が徐々に鮮明になってくる。
『は・・・はや・・みさん・・・?どおしてぇ・・・・』
口の中の渇きに苦みを感じながら声を振り絞る
『あぁ、ちびちゃん 俺だよ。よくわかったな?』
真澄はますます顔を近づけてくる。
マヤの視界には 女性用に苺の絵がちりばめられた、マヤには見慣れた物が…
>ぷりん
あたしは、ゴクリと唾を飲み込もうとした。
だけど、口の中はますます乾いて、やっとの思いで言葉を発した。
『は、や、み、さん…なんで…
なんで、あたしの下着をつけてるのッ?!』
あたしの思考回路は一気に現実に引き戻された。
なんと、真澄はマヤのブラジャーを着けていたのだ!
>白菜
え…、速水さん、ブラジャーは胸に付けるものであって、決して頭の上に付けて「ミッ〇ーだよー」とか言うものじゃないし、
ていうか、それであたしの緊張が解かれるなら、緊張の夏とか・・・ってっここは可愛い、速水さん、と微笑むべきか、白目になるべきか、
あたしってもしかして厳しい選択肢を迫られてる?ってかいいからそれ取りってよ!と強い口調で言うと、速水さんは残念そうに苺のそれを静かに下ろした…
おしまい。
どうですか。この「侘び・寂び」すら感じられる完璧なオチ・・・!
閲覧した瞬間の我々のどよめきと悶絶を御想像くださいませ。
「いちご柄」のものなんて世に溢れかえってますのに、ハンカチ、コップ、眼鏡ケース(たぶん)、おこちゃま用ヘアぱっちん、そう、そしわて忘れちゃいけない傘。
それが「ブラの紐でどうでしょう」っとの某様の一言をきっかけにめくるめく広がる・・・はずだったエロワールド。
が、ぷりん様の衝撃の一文、という緊急事態発生。
果たしてコレにどう落とし前をつけるのか・・・っと誰もがゴクリとつばを呑んだその時・・・!!
何気なく、さり気なく、(酒で)意識を失いながら、「自動書記チャット」でさらりと書き上げた白菜様の奇跡のオチ。
ちなみにライラが一番お気に入りなのは「苺のそれ」。それ・・・苺のそれ・・・ああ・・・最高。
白菜様・・・恐ろしい子ッ、でもまだ足りぬわ!剥いて剥いて芯まで剥きまくって舌の上で存分に咀嚼してやるわーーー!!!!(怖
ちなみに更新が遅れたのはひとえに「電灯の紐」の背景画像を探していたから。
「あ、頭の上にあるやん」と気づいてデジカメ抱えてみたら、そう、だいぶ前に紐切れてました、忘れてました。
某まいこ様に「そんなのどうでもいいじゃん」っと爽やかに言われてそりゃそうだ、と気づいたのでようやく更新。
いやああ・・・楽しかった!!皆さん、また是非やりましょうね〜〜www
last updated/11/04/06