毎日毎日、絵の様に美しい紺碧の海を眺めながら通勤してます。贅沢だ。それでも昔に比べたらやっぱ汚れてるよ、と地元民のヤンキーは語る。
本格的な夏到来。先週からセミがわんさと鳴いてます。虫も鳥もチビらも元気いっぱいで日々へろへろりん。でも楽しい。
明日も頑張ろ〜ってうおおっと、今日妹1の誕生日だ!!電話しないとまた怒られるぞ〜ヽ(*゚∀゚)ノ
last updated/11/06/28
目が眩みそうな、陶酔感。 そうだ、この感覚は酔った時に少し似ている、とマヤは遠く考える。 真澄の長い指はマヤの髪の上を滑り、さらに一筋、二筋と掻き分けて、 地肌に爪を立てるように撫で上げる・・・かと思うと、クッと頭が支えられて、白い喉が仰け反る。 漆黒の瞳に、熱を帯びた真澄の瞳が移りこむ。 視線を逸らしようがない。 再び、唇が重なる。 今度はさっきよりも強く、吸い付けるように激しく、唇と唇がまるでそこだけ別の生き物のように。 そこから脳髄まで、痺れるような刺激がかけ上げる。 漏らした吐息は刺激をさらに加速させる。 ギシ、 っとラタンが軋む。 真澄の半身がマヤをゆっくりと押し倒す。 衝動が情念を伴って互いに揺らめき合う。 言葉は既にどこかに消えてしまったようだ。 ――やっと唇が離れる。 スッと糸を引いた唾液を、親指で拭い去る。 柔らかな唇は紅く艶やかに、薄く開いた瞼の淵には涙がひとつぶ、零れそうになっている。 ああ、もう駄目だ、完全に。 この子を全て所有してしまいたい。 ただ腕の中に閉じ込めてどこにも出したくない。 いや彼女には彼女の生き方があって・・・俺はただそれを見守るだけで幸せだと、 確かそう思う込もうとしていたはずじゃなかっただろうか。 ――だけど手に入れてしまった。 手に入るはずもないと絶望しきっていたのに、本当に嘘みたいに。 彼女は自分を受け入れた。 それどころか――抱きしめてくれた。 「マヤ・・・」 呼ぶと、そっと目を開いた。 何度も何度も、飽きることなく頬を撫で、髪を擦りながら、軽く額にキスをする。 マヤはその度くすぐったそうに笑う。 おずおずと・・・小さな手を差し上げて、真澄の髪に触れながら。 「・・・覚悟しろよ」 「マスコミ・・・?大丈夫よ、私だってもう一応ゲイノウジンだし」 「違う、俺だ」 「・・・?」 ふうっと、大きく息を吐いて、真澄はマヤの上に覆いかぶさった。 狭いソファの上で、頬と頬がぴたりと重なる。 右手がマヤの左手の上にそっと重なり、それから指と指が軽く絡まる。 「君はもう俺と結婚してしまったんだから・・・ もう一生、離さないから覚悟しろってこと」 「そうかな・・・速水さんのほうが覚悟した方がいいかもよ? 私・・・全然、速水さんとは違う世界で育っちゃってるし――」 「その半分はずっと見てきたんだから心配するな」 「・・・そういうことじゃなくって」 「どうでもいいんだよ、そんなことは。ただ側にいてくれればいいんだ、俺は」 次の言葉をマヤが探す前に、重なった頬が離れて、端正な顔がふっと覗き込む。 困ったように紅い顔は・・・やがてゆるゆると愛しさに笑みを浮かべる。 つながった掌にきゅっと力がこもる。 身体中が、ぴったりと重なって――息をするのも切ない。 「マヤ・・・」 まずい、もう抑えられない衝動が。 言葉より先に身体が動いてしまう。 舌先が、そっとすぐ側の白い喉に触れる。 ビクリ、と全身に緊張が走るのがすぐわかる。 「駄目だ・・・もう、欲しくて・・・仕方がない」 「あ・・・」 「いいか・・・?」 「え、あ、でもまだ」 「何が」 「え、ええっと・・・」 困惑に身を捩るのを、さらに引き寄せて耳元で囁く。 「まだ、何?」 「い、イジワルだなあ、速水さんは」 「どっちが」 「ちょっと・・・」 「明るいのがイヤ?」 「知らない・・・」 囁き合う間にも、真澄の手はマヤの髪を、首筋を。 身体の線に沿って、薄いワンピースの上を滑るように、時に押さえつけるようにして触れてゆく。 触れること・・・触れられることはこんなにも心地良い。 熱い・・・ 身体の芯から、ふらふらになる位。 熱い、おかしくなる、このままでは。 既に下腹部に感じている、まだ慣れない感触に、マヤは縮み上がりそうになる。 だが求められるほどに身体は反応してゆき、自分でもよくわからない、わからないままに誘われてゆく。
毎日毎日、絵の様に美しい紺碧の海を眺めながら通勤してます。贅沢だ。それでも昔に比べたらやっぱ汚れてるよ、と地元民のヤンキーは語る。
本格的な夏到来。先週からセミがわんさと鳴いてます。虫も鳥もチビらも元気いっぱいで日々へろへろりん。でも楽しい。
明日も頑張ろ〜ってうおおっと、今日妹1の誕生日だ!!電話しないとまた怒られるぞ〜ヽ(*゚∀゚)ノ
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