更新してグダグダに眠り果てよう、とふと部屋の隅に目を遣ると・・・いやがりました、BIGゴキが・・・
ああ〜明日も研修が長いぞ〜 え、てか7月突入じゃないですか!早いなぁ〜!!
last updated/11/06/30
カタン、 と、真澄の片足が床に落ちた。 浅く乱れ始めた息のままで、マヤを見下ろす。 訴えかけるような、求めるような・・・ああ、この子はこんな表情をいつの間にするようになったのだろう。 ふたりの時間は確かに数えるほどでしかないけれど―― 重ねた感情と感覚は、こうして身体の奥に鮮やかに刻み込まれているのだ。 「きゃ」 と、声を上げる間もなく。 真澄の腕が軽々とマヤを抱え上げ、フローリングを一跨ぎする。 床の上はまだほんのり暖かい。 だが開ききった窓の外からは、涼しい風が吹き込み、汗ばんだ肌に心地良い。 陽はもう落ちかけているとはいえ、すっかり真っ暗というわけでもない。 夏の空気はまだ生き生きとしてそこにあり、 普段とは違う光の下で見上げる真澄の表情は・・・ゾクゾクと鳥肌が立つほどに艶やかだ、と。 マヤは目を閉じる。 だがその指先は、彼ののシャツの裾を軽く握り締めたままで。 さあっと、 大きな風が吹き抜ける。 カーテンがゆらりと揺らぐ・・・すぐ外はベランダになっていて、目前には深い森が広がっている。 別荘地が集中する辺りから少し離れた高所に立つこの建物からは、 夕暮れ時になると森のあちこちに点りだす明かりがよく見える。 「あ・・・」 思わず唇を開いた・・・そのまま、目を閉じてしまう。 真澄の片腕がするりと背中に回り、ワンピースの小さなファスナーをすっと腰まで下ろしてしまった。 ぱっくりと開いたその隙間に掌が滑り込む。 鳥肌が小波のように立ち始める・・・そのしなやかなラインをそっと撫で上げながら、 白い翼のようにつぼめた両肩を剥き出しにしてしまう。 柔らかな膨らみが交差した腕の中でくっきりと露わになる。 「キレイだな・・・」 心から、溜息混じりに呟いた。 困惑と羞恥心を抱えたままで、マヤは曖昧に笑う。 「ここに触れたことがあるのは・・・俺だけだろ?」 普段の自分なら笑って吐き捨てたくなるような台詞を、 臆面も無く言ってのけるのが我ながらどうしようもないと思う。 マヤはいつでも返答に困って、またそれを弄るのが小さな悦びだ。 ふっと、 右手の指先で触れてみる。 ふんわりと柔らかな感触を・・・ゆっくりと辿ってゆく。 そのまま掌を沿わせると、反射的にマヤの両腕が行き先を拒む。 その反抗をもう片方の手で緩やかに解き放つ――唇と共に。 最早抵抗の仕様も無く・・・なされるがまま、マヤは真澄の腕の中に落ちてゆく。 「あ・・・ん、んんっ・・・」 堪えきれなくなった声が跳ね上がった。 触れるだけだった唇が、下着の隙間にそっと舌を滑り込ませる。 その先端が・・・ごく柔らかな蕾に触れて舐めあげると・・・ あまりに甘い感覚に、最後の砦はあっという間に崩れ去ってしまうのだ。 「あっ、あっ、あ・・・」 小さな掠れ声がポツポツと零れてゆく。 肩紐が滑り落ち、もう片方も引き落とされる。 ぐっと、両腕が回って背中のホックが弾け、戒めが放たれた瞬間の・・・ その息を呑むような美しさに、最早真澄の理性の欠片は喉の奥に飲み込まれてしまう。 ざらっと、舌が蕾を絡め取る。 絡み取るがまま、唇でついばみ、含みながら、片方の掌はしなやかな稜線を撫で上げ続ける。 そしてもう片方の掌は・・・白い喉を駆け上がり、紅い唇の中へと。 ひたひたと、マヤの下腹部から奇妙な感覚が駆け上がってくる。 それは先程から感じている、真澄の衝動をどこかで求めているような、甘い疼き。 ふたつの身体が夕闇の中でもがいている。 狂おしいほどの熱さ・・・そのまま狂ってしまうのかもしれない、触れ続けなければ。
更新してグダグダに眠り果てよう、とふと部屋の隅に目を遣ると・・・いやがりました、BIGゴキが・・・
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